GRIMP JAPAN 2024 “アーバンエディション” in万博記念公園OSAKA<br>日本、韓国、台湾、香港、マカオから28チーム参加!

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GRIMP JAPAN 2024 “アーバンエディション” in万博記念公園OSAKA
日本、韓国、台湾、香港、マカオから28チーム参加!

メイン会場を大阪の万博記念公園として3月に開催されたロープレスキュー国際大会「GRIMP JAPAN2024」のウェブ版レポート。

写真◎森位敦樹(一部GRIMP JAPAN)
レポート◎GRIMP JAPAN

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アジアにおけるロープレスキューの国際大会として、広く認知されている「GRIMP JAPAN」。その2024年大会は、3月7日(木)から9日(土)の3日間、大阪府池田市伏尾町及び吹田市千里の万博記念公園一帯で開催され、大阪府、吹田市、池田市の後援のもと、国内外から28のレスキューチームが参加した。

この3日間は、寒気の影響で3月にしては雪が舞う荒天候ながら、アツい競技が繰り広げられた。

この大会の、GRIMP JAPANによるレポートは4月10日発売のJレスキュー2024年5月号に掲載。

GRIMP JAPAN2024
出場チーム、スタッフ全員での集合写真。4回目となる今大会は過去最大の28チームが参加し、スタッフも全国から170名が集結。これだけ多くのスタッフを擁する大会は世界でも例がなく、日本のロープレスキューに対する注目の高さが窺えた。
GRIMP JAPAN2024
初日の体力レースの様子。8階建ての建物をロープだけで乗り越えるという非常に壮大なものであった。
GRIMP JAPAN2024
競技場の照明塔で作業中の作業員の事故を想定した救助活動を行う大阪のRITTO。はしご車も使えないような現場ではロープレスキューが最後の砦となる。
ロープレスキューの想定解説
初日の想定訓練。屋上から2階まで要救助者を降ろすというシンプルな想定であったが、使用できる支点が非常に離れており、ロープの伸び、活動隊員の配置を考慮した活動が求められた。
GRIMP JAPAN2024
8階建ての建物を乗り越えるために登り始める岩手県のJAPAN EAST。
GRIMP JAPAN2024
万博記念公園という誰もが知る広大な公園に全国から救助関係者が集い、その技術を競い、共有した。
GRIMP JAPAN2024
資機材の点検と準備を念入りに行う参加者たち。
GRIMP JAPAN2024
次の想定に向かうチームと活動を終え戻ってきたチームは互いに声を掛け健闘を称える。単なる競争ではなく、互いに共有し、みんなで成長するというのがGRIMP JAPANの大きな目的だ。
GRIMP JAPAN2024
万博記念公園内にある巨大アスレチック施設「ビースト」を借り切って行われた救助想定。
GRIMP JAPAN2024
施設利用者が途中で動けなくなったことを想定した救助活動を行う前回優勝の兵庫県NR JAPAN。

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GRIMP JAPAN2024 レポート②に続く

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