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いつかは大津波がくると備えていた災害医療。その「いつか」は突然やってきた
救急車で来る! ヘリで来る!
12日の朝一番で、孤立した人を救助した陸上自衛隊のUH-1がいきなり降りてきた。以後、次々に自衛隊ヘリや消防防災ヘリ、ドクターヘリが患者を搬送。なんと米軍のレスキューヘリも石巻にある雄勝町から一人を救助して運んできた。被災地で吊り上げ救助した患者は収容してまっすぐ飛んでくるから、連絡なして飛んでくる機体がほとんどだった。音がするので外に出るとヘリの姿が見える。迎えに行って患者を降ろして病院に運ぶ。そんなことが繰り返された。