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御嶽山を経て取り組んだ噴火災害対応の備え
覚悟を決めた松本広域消防局
松本広域消防局の山岳救助装備







御嶽山の傾斜地ではロープで担架を引いて要救助者を搬送しなければならない状況もあり、噴火災害後に総務省消防庁から配備されたもの。

登山に欠かせない必須装備。

緯度経度をGPSで確認し、山地図と照らし合わせて位置を確認する。ヘリと連携する場合にもピンポイントで自分の場所を伝えられる。

二酸化硫黄と硫化水素を検知する。

噴火前から装備していたもの


低所からの吊り上げなどに利用するワイヤーロープ。

山間地救助用に使用するツールとして以前より備え、訓練を行っている。
御嶽山噴火災害での火山灰の状態



上條信男松本広域消防局 警防課 特別救助隊長 消防司令
「前進指揮所と剣ヶ峰頂上で活動隊の指揮を執ったが、現場の隊員達は人命救助のために過酷な環境の中、組織を超えて連携し果敢に活動した。御嶽山では火山性微動や風向きによる火山性ガス濃度上昇のため、退避、待機、活動中止、下山せざるを得ない状況もあった。2時間かけて登山し、要救助者を目の前にして現場を引き揚げる選択は、レスキューとして受け入れ難い。現場指揮は、現場の声を尊重しながら最悪の事態を想定し、明確な判断基準を持つことが必要」