二つの土砂災害機動部隊が地域を守る<br>横須賀市消防局 土砂災害対応連携訓練

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二つの土砂災害機動部隊が地域を守る
横須賀市消防局 土砂災害対応連携訓練

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横須賀市消防局 土砂災害対応連携訓練
消防局LTFバックホウで土砂崩れの土砂や瓦礫を取り除く。
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能登半島地震での活動経験を経て、バックホウの先端に「グラスパー(グラップル)」を追加。物を掴む機能が加わったことで、木材やがれきなどの撤去効率が向上した。

⑪崩落監視システム「MIHARI Wireless」が、わずかな動きを感知して警報音が鳴り響く。同時に、救助活動を行っていた舞台は避難開始。全員の避難を確認。落ち着いたところで救助活動が再開される。

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警報音と同時に緊急避難をする活動隊員。
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逐一活動状況は前進指揮所から指揮本部に伝えられ全体を把握する。

⑫手堀りにより要救助者を救出。

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合流した消防団LTFバックホウも直近の救助活動に加わり、土砂を除去していく。
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消防団LTFバックホウと消防局LTFバックホウは見事な連携で救助活動の環境を整えていく。
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土砂崩れに巻き込まれ家屋に進入した隊員が要救助者の生存を確認した。
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消防団も積極的に救助活動に加わり、円滑に活動が進んでいく。
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要救助者を救出する。

⑬消防団LTFロードローラーにより整備された道路から、要救助者搬送用車両が進入。

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救助活動中も消防団LTFにより道路啓開活動が続いている。
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消防団LTFロードローラーは、車両が進入できる環境を整えていく。

⑭要救助者を要救助者搬送用車両に収容して搬送。

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救急車の進入路確保が難しい場合もあるので、軽自動車を使う場合も想定されている。
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令和7年9月23日、横須賀市消防局は横須賀市消防総合訓練センターにおいて横須賀市消防局と横須賀市消防団の土砂災害対応連携訓練を実施した。
写真・文◎小貝哲夫