消防機関では初導入の強力吸引車が登場!<br>令和5年度 東京消防庁・江戸川区合同総合水防訓練を実施

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消防機関では初導入の強力吸引車が登場!
令和5年度 東京消防庁・江戸川区合同総合水防訓練を実施

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消防車
土砂災害倒壊家屋救助訓練では、国内の消防機関では初導入となる第九消防方面本部消防救助機動部隊に配置された土砂吸引車(第九本部TW2)が登場した。本車両は熱海市土砂災害を受けて導入された。土砂崩れ等の大規模災害や、汚泥や砂等で満たされ重機が進入できない建物内や槽内、立坑内などの救出までに時間を要する救助活動において、最大100mの吸引ホースを延長し、水分量の多い土砂や乾いた砂、泥水、瓦礫などを強力な吸引力で吸引することができる。
救助隊
第六消防方面本部消防救助機動部隊(通称:ハイパーレスキュー)の部隊長から救助活動内容が下命される。
消防車
倒壊家屋に取り残された要救助者を救出するため、重機やベルトコンベヤーを使用し堆積した土砂を排除する。
救助隊
土砂吸引車は、隊員が吸引ノズルで堆積する土砂の吸引活動を行う。
救急隊
倒壊家屋から救出された要救助者は、救急隊と東京DMATが連携しながら救急車に搬送される。
ボート
河川に取り残された要救助者の救助訓練では、即応対処部隊が保有するエアーボートが登場。水中障害物の有無に関わらず航行可能なボートで迅速な救出救助活動を行う。
消防ヘリコプター
消防ヘリコプター「つばめ」がホイスト救助を実施する。
令和5年5月27日、東京消防庁は江戸川区と合同で総合水防訓練を実施した。訓練には大規模風水害対策として導入された特殊装備が活用された。
写真◎編集部

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