「橋 Ch'iao 2022」最終日の想定と表彰 日本チームは上位入賞!

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「橋 Ch'iao 2022」最終日の想定と表彰 日本チームは上位入賞!

令和4年12月8~10日に台湾でロープレスキュー競技大会「橋 Ch’iao(チャオ)」が行われ、日本から「START JAPAN」、「JAPAN WEST 9PM」、「R.R.Y」の3チームが参加した。
今回は最終日の3日目。体育館周辺での4想定と半山夢工廠で1想定があり、その後に表彰式が行われた。

※大会2日目の様子はこちら

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3日目の想定
想定1 「生命樹上的生命(The life on the Life Tree)」

3日目は台湾南投県内にある公園内で4想定を行ったが、この想定1は公園から20分ほど離れたショッピングセンターに車で移動する必要があった。さらに建設途中のショッピングセンター内で行われ、その中でも一部の店舗はプレオープンしており一般の買い物客がいる中での活動だった。

この想定は、生命樹と題した巨大樹をモチーフとした建造物で行われ、約8mの高さの鉄柱に2本のスリングに繋がった状態で身動きが取れない要救助者をGLに救出。さらに要救助者と全資器材を螺旋状となったスロープを使用して最上階まで搬送するというロープアクセスとフィジカルが複合するものであった。制限時間は60分、要救助者まで15分以内で接触しなければならない。

その他の想定の条件は、以下の通り。
・要救助者はハーネスを着装しているが会話、歩行ともに不可能である。
・使用する支点は見たままで実施するチームの判断に任された。
・宙づりの要救助者は大会事務局が用意したレスキューハーネス(トライアングル)、スロープ上の搬送はSKEDをそれぞれ使用した。

想定2 「山洪來臨(Torrent is coming)」

この想定は、幅が約40m、深さが約10mの水路の底にいる要救助者1人をストレッチャーに収容し、救出するとういう内容である。制限時間は60分で、開始から30分までに要救助者に接触し、45分までに救出を開始しなければならない。想定開始地点は、主な活動エリア(以下、「ストロングサイド」という)で、想定終了のタイミングは、ストレッチャーに収容した要救助者をストロングサイドに引き込み、地面に着底した時点となる。

その他の想定条件は、以下の通り。
・要救助者は事前にハーネスを着装しておらず、会話、歩行ともに不可能である。
・使用できる支点は、両サイドの活動エリアにある高さ約8m、直径約30㎝の木のみ。
・対岸(以下、「ウィークサイド」という。)に行く方法は、ストロングサイドから橋を渡り約100m移動すれば到着でき、隊員の行き来は可能である。
・水路の形状は左右ともに石垣で、高さ約3m毎に、幅約2mの平な部分がある段々(3段)の形状となっており、一番下の左右の石垣には接触してはならない。

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貧弱な柵が活動を阻む・・・

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