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東京湾内の災害活動体制を強固にする!
東京湾相互応援協定に基づく合同消防訓練
写真◎編集部
令和4年10月18日、川崎市消防局では東京湾を囲む東京、千葉および神奈川各都市の港内や、これに関連する沿岸施設等に大規模な災害が発生した場合を想定した合同訓練を東亜石油株式会社東扇島地区および周辺海域で実施した。
この訓練は、消防相互応援体制の充実強化、より実戦的な部隊運用と消防活動技術の向上、関係協力機関との連携を再確認し、東京湾内の災害活動体制をより強固にするため東京湾消防相互応援協定締結都市の川崎市消防局、市川市消防局、横浜市消防局、千葉市消防局、東京消防庁の計22隊が参加した。
訓練想定は、川崎市川崎区京浜運河沖において、船舶同士の衝突事故により、水難事故および船舶火災が発生。また、石油コンビナート等特別防災区域特定事業所桟橋の配管結合部に船舶が接触したため、配管から可燃性液体(ガソリン)が流出し、さらに海面火災および石油コンビナート火災に拡大したとの想定で訓練が実施された。
令和4年3月に配備され川崎市消防局臨港消防署の特別高度救助隊が運用するバス型救助工作車III型(HX)。
【SPECIFICATIONS】
車名:日野
通称名:レンジャー
全長:8190mm
全幅:2360mm
全高:3230mm
車両総重量:11930kg
乗車定員:6名
艤装メーカー:帝国繊維