Report
指揮能力&活動能力の向上を目指す
川崎市消防局「救助隊技術確認訓練」
ビル解体現場を想定した低所救助訓練
シビアな制限時間と容態が変化する要救助者
3種類のいずれの想定も17分という時間制限が設けられており、なおかつ現場到着時は意識レベルが二桁だった要救助者が10分後に三桁に低下、15分後にはさらに容態が悪化するというものだった。そのため、事前に想定が付与されていたものの、16日に参加した隊で救助完了できたのは8隊中4隊であり、いずれの想定も困難な内容であった。
同訓練は特別高度救助隊および特別救助隊が配置されている8消防署の署長と警防部長などが査閲する中で実施された。