本訓練では、事前に要救助者の数や埋没車両の台数を知らせないブラインド型で行われた。結果、土砂崩れ現場では埋没車両3台、要救助者3名を救出し、活動が可能な時間制限内で実働訓練は終了した。
群馬県大隊として多くの消防隊員たちが活動し、重機が活動する上での危険性、二次被害のリスクを監視しながら、安全管理が徹底されていた。訓練ではあるが、実災害に近い環境が再現されたことで、隊員たちにも緊張感を感じることができた。同一エリアにおいて群馬県大隊のマンパワーは、連携と迅速な活動により「不撓不屈の全力救助」というプライドを取材することができた。