11消防機関が不撓不屈で全力救助!<br>令和6年度群馬県緊急消防援助隊合同訓練

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11消防機関が不撓不屈で全力救助!
令和6年度群馬県緊急消防援助隊合同訓練

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群馬県緊急消防援助隊合同訓練
余震が発生。活動隊員に緊急退避命令が下される。
群馬県緊急消防援助隊合同訓練
退避エリアで活動再開を待つ隊員たち。
群馬県緊急消防援助隊合同訓練
救助活動が再開される。重機手前の車両左側に要救助者1名を発見。救急隊が待機する。
群馬県緊急消防援助隊合同訓練
道路工事により廃棄される道路標識やガードレールを使用し、実災害に近い環境を演出していた。
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手掘りにて捜索活動をしていたエリアで新たに要救助者1名を救出。
群馬県緊急消防援助隊合同訓練
救出された要救助者の容態は心肺停止(CPA)状態。救急隊が心肺蘇生を行っている。
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車両と岩石に阻まれ要救助者は救出困難。
群馬県緊急消防援助隊合同訓練
要救助者の救出。救急隊と連携しながら搬送される。
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車両と岩石の下敷きになっていた要救助者が発見された箇所。
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救出された要救助者の容態は心肺停止状態であることから心肺蘇生を行う救急隊員。

本訓練では、事前に要救助者の数や埋没車両の台数を知らせないブラインド型で行われた。結果、土砂崩れ現場では埋没車両3台、要救助者3名を救出し、活動が可能な時間制限内で実働訓練は終了した。

群馬県大隊として多くの消防隊員たちが活動し、重機が活動する上での危険性、二次被害のリスクを監視しながら、安全管理が徹底されていた。訓練ではあるが、実災害に近い環境が再現されたことで、隊員たちにも緊張感を感じることができた。同一エリアにおいて群馬県大隊のマンパワーは、連携と迅速な活動により「不撓不屈の全力救助」というプライドを取材することができた。

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宿営訓練会場で各消防本部の宿営テント訪問

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