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20年間活躍した救助工作車を被災した能登へ譲与
ー大津市消防局ー
令和6年能登半島地震において、奥能登広域圏事務組合消防本部輪島消防署の救助工作車が被害を受けて運用不能となったことを受け、2024年(令和6年)6月5日、大津市消防局は更新となった旧運用車両を奥能登広域圏事務組合消防本部へ譲与することにした。
情報提供◎大津市消防局
大津市消防局では、2024年(令和6年)6月5日、大津市北消防署志賀分署において、奥能登広域圏事務組合消防本部への救助工作車引渡し式を実施した。
令和6年能登半島地震の際、奥能登広域圏事務組合消防本部輪島消防署の救助工作車が、激しい地震の揺れにより転倒し運用不能となった。これに伴い、総務省消防庁および奥能登広域圏事務組合消防本部から大津市消防局へ、譲与の協力依頼があり、大津市消防局は救助工作車(車両更新に伴う旧南救助1号車)を引き渡すことを決定した。
この救助工作車は、2003年(平成15年)に大津市消防局の南消防署特別救助隊の車両として配備され、20年間にわたり大津市民を守り続けてきた車両である。今後は、奥能登広域圏事務組合消防本部において市民の安全安心を守り、一日も早い災害復興への願いが込められている。