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岸田首相もバケツリレーに参加!
関東大震災から100年の9月1日に、九都県市合同防災訓練
令和5年9月1日、神奈川県相模原市の相模総合補給廠一部返還地において「第44回九都県市合同防災訓練~積み上げた100年をムダにしない~」(令和5年度相模原市総合防災訓練)が開催された。
写真◎編集部
今年は関東大震災から100年の節目を迎え、9月1日の「防災の日」に合わせて全国各地で防災訓練が実施された。
本訓練は政府が主催し、マグニチュード7.3の首都直下型地震が発生したとの想定で訓練を開始。岸田文雄首相が「これまでに多数の人的被害や建物の倒壊、火災など、非常に大規模な被害が確認されている状況である」と報告し、首相をはじめとするすべての閣僚が首相官邸に集まり緊急対策本部を設置。国と地方自治体との連携訓練では、神奈川県相模原市とテレビ会議を行い、被害状況や政府が取るべき対応を確認した。
岸田首相はその後、相模原市で実施されている首都圏9つの自治体が合同で行う「第44回九都県市合同防災訓練」の会場へと総理官邸から海上自衛隊のヘリコプターに搭乗し現地へ向かった。
相模原市では、がけ崩れ、建物倒壊、火災等が発生し、死傷者も出ており、鉄道、道路、電気、ガス、水道、通信等のライフラインにも甚大な被害が発生しているとの想定で大規模な防災訓練が実施された。