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News2023.04.28
和歌山県は4月10日、同県防災航空センターが運用する防災ヘリコプター「きしゅう」が機体更新されたと発表した。また、4月24日には報道機関に公開された。
写真◎和歌山県提供
今回の機体更新は、現行機である「ベル412EP」の老朽化に伴うもの。新たな機体は、カナダのベル・ヘリコプター・テキストロン社製の「412EPI」型。機体のサイズは全長が17.1m、全幅が14.02m、全高が4.66mとなる。定員は15名で、最大速度が259km/h、最大で722kmの航続が可能だ。
また、更新後に追加した装備として、ヘリコプターテレビ伝送システムを常設としたほか、対地接近警報装置、オートホバリング機能が採用された。
今後は、航空隊員が習熟訓練を行った後、7月からの運用開始を目指す。更新機体の運用開始までは現行機で活動する予定だ。
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