News

大阪・関西万博に「軽EV救急車」

株式会社赤尾は、軽EV救急車を艤装し、大阪・関西万博の協賛品として納車すると発表した。

写真◎株式会社赤尾提供

Twitter Facebook LINE
赤尾 軽EV救急車
赤尾が艤装した2台の「軽EV救急車」。

コンパクトな車体でも機能性抜群

株式会社赤尾は、軽EV救急車を艤装し、大阪・関西万博の協賛品として納車すると発表した。

同車両は、三菱自動車の「ミニキャブEV」をベースシャーシにし、主警光灯は大阪サイレン製作所製の散光式警光灯「ネオフラッシュプロ NP」を採用、ストレッチャーはファーノ・ジャパンの「モデル 25i ストレッチャー」を搭載した。

軽自動車のコンパクトな車体でも被視認性を高めるため、車体両側面にバッテンバーグマーキングを施したほか、車体後面にはシェブロンマーキングを施工している。また、車体両側面に大きくスター・オブ・ライフのマークを描き、万博に来場する海外からの来訪者にも認識してもらえるようにした。

万博では同車両が2台運用され、会期終了後は万博主催者の日本国際博覧会協会から大阪府の大阪南消防局と茨木市消防本部へそれぞれ車両が譲渡される予定だ。

赤尾 軽EV救急車
車体両側面にバッテンバーグマーキングを施し、「Star of Life」のマークを大きく施すことで海外からの来訪者にも救急車として認識してもらえるデザインとした。
赤尾 軽EV救急車
道路上で停車した際の追突を予防するため、車体後面にシェブロンマーキングを施した。
赤尾 軽EV救急車
左スライドドアから室内を見る。奥に器材収納庫を設置した。
赤尾 軽EV救急車
軽自動車の限られた車内スペースを有効に活用するため、ストレッチャー積載部の下に携帯用酸素ボンベの収納場所を設けた。
赤尾 軽EV救急車
赤尾が開発した「大型LED室内灯LX-12」の特別性ミニバージョンを室内灯に使用。日本産業規格の保健医療施設における照明基準「救急室・処置室」で推奨される基準を満たしており、無段階で調光を行える。また、調色機能も備える。
赤尾 軽EV救急車
車上部に設置した換気扇の排出口。軽自動車の全高制限以内になるように設置されている。
株式会社赤尾は、軽EV救急車を艤装し、大阪・関西万博の協賛品として納車すると発表した。
写真◎株式会社赤尾提供

Ranking ランキング