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日本財団ボラセンがトレーニングセンター開設
公益財団法人日本財団ボランティアセンターは2025年3月7日、茨城県つくば市に「日本財団災害ボランティアトレーニングセンター(VTC)」を開所した。
写真◎公益財団法人日本財団ボランティアセンター提供

技術系災害ボランティアの人材育成拠点
公益財団法人日本財団ボランティアセンターは2025年3月7日、茨城県つくば市に「日本財団災害ボランティアトレーニングセンター(VTC)」を開所した。
同センターは、災害発生時に瓦礫撤去・道路復旧を担う技術系災害ボランティアの人材育成に活用されるとともに、配備された重機・資機材を災害現場へ貸し出す実働機能の拠点として活用される。災害現場など特殊環境における重機操縦のトレーニングが可能な訓練フィールドを有し、座学を行う研修棟も備える。また、復旧活動に必要なショベルカーやダンプなど16台の重機や資機材を配備し、一般的なボランティア活動では対応が難しい専門的な作業を担う人材の育成を行う。
さらに、技術系災害ボランティアの普及・発展を目的とする連絡協議会「日本財団災害ボランティアトレーニングセンターネットワーク(VTCネットワーク)」を設置し、団体間の相互の情報共有や連携協働を促進することで、迅速な復旧活動をサポートする。



【施設概要】
施設名:日本財団災害ボランティアトレーニングセンター(略称:VTC)
所在地:茨城県つくば市南原2番地
総面積:1万2883.22㎡
施設内容:研修棟、重機ステーション、訓練フィールド
配備重機・車両:合計16台
・ショベルカーViO12(機械質量:1065kg)×2台
・ショベルカーViO17(1660kg)×2台
・ショベルカーViO25(2500kg)×4台
・ショベルカーViO35(3480kg)×1台
・ダンプカー 3t×3台
・ダンプカー 4t×1台(予定)
・クローラーカー×2台
・軽トラック×1台
その他配備:投光機×2台