特殊救急車(スーパーアンビュランス)東京消防庁

日本の消防車両

特殊救急車(スーパーアンビュランス)東京消防庁

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情報管理室

スーパーアンビュランス(救急車)
運転室のすぐ後方に設置された情報管理室。座席は3席設けられ、傷病者室とは扉で仕切られる。情報管理室の空調を傷病者室にも流すことができるよう、ドアおよび窓が開放可能。
スーパーアンビュランス(救急車)
右の配電盤には、7kVA×2基の発動発電機がどこに送電しているかなどが表示される。左はAVMモニターで、隊長席だけでなく情報管理室でも警防本部とやりとりできる。
スーパーアンビュランス(救急車)
情報管理室に設置された60Lの大型冷凍冷蔵庫。
スーパーアンビュランス(救急車)
傷病者室につながるモニター付きインターホンで傷病者室内の状況を確認し、連絡が可能。

左右拡幅部・スロープの設定

スーパーアンビュランス(救急車)
有線リモコンでジャッキと両側拡幅部を拡幅。
スーパーアンビュランス(救急車)
車体後部に収納された折りたたみ式スロープ付階段を展開する。
救急車
カバーで隙間(拡幅用のチェーンが通っている)をふさぎ、傷病者室が完成。
スーパーアンビュランス(救急車)
折りたたみ式スロープの展開後、手すりを設定し後部スロープの完成。
スーパーアンビュランス(救急車)
左側拡幅室前方のスロープを左側面後部のラックから取り出す。
スーパーアンビュランス(救急車)
左側拡幅室前方出入口にスロープを設定する。
スーパーアンビュランス(救急車)
隊員のみ出入りする右側拡幅室前方のドアには、組み立て式昇降用階段を設置。
スーパーアンビュランス(救急車)
壁体収納型折りたたみ式の処置台を引き出す。
救助隊員
同車を運用する東京消防庁第二消防方面本部 消防救助機動部隊機動救急救援隊(3部)のみなさん。
(左から)消防司令補 江口亨隊長、消防士長 藤田一誠、消防士長 小山純一、消防士長 佐々木信悟(救急救命士)、消防副士長 加藤崇司、消防副士長 木梨功規、消防副士長 濱村勇樹。(取材当時)
スーパーアンビュランス(救急車)

【SPECIFICATIONS】

車名:いすゞ
通称名:ギガ
シャーシ型式:2KG-CYY77CY
全長:約11300mm
全幅:約2490mm
全高:約3650mm
ホイルベース:約7100mm
最小回転半径:約10m
車両総重量:約18950kg
乗車定員:10名
エンジン型式:6UZ1-TCS
総排気量:9839cc
配備年月日:平成30年3月28日
艤装メーカー:ヨコハマモーターセールス

東京消防庁 第二消防方面本部 消防救助機動部隊[東京都]
写真・文◎伊藤久巳 Jレスキュー2019年1月号掲載記事

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