救助工作車Ⅱ型 <br>東京消防庁武蔵野消防署

日本の消防車両

救助工作車Ⅱ型
東京消防庁武蔵野消防署

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照明装置
救助工作車Ⅱ型 東京消防庁武蔵野消防署
昇降式照明装置は湘南工作所製SLD-6000UCL型。LED式で、災害現場照明灯の照度は130万cd、地上高は約6.6mまで上昇。クレーン装置と同時使用が可能。
車上
救助工作車Ⅱ型 東京消防庁武蔵野消防署
車体を後方からふかんする。資器材収納庫屋上には中央に直進式クレーン装置のブームが収納され、その左側には三連はしご/単はしご、右側には資器材収納ボックスを積載する。ダブルキャブの屋上は縞鈑が張られて、耐荷重約500kgの活動スペースとなっている。
救助工作車Ⅱ型 東京消防庁武蔵野消防署
斜め後方からふかんする。直進式クレーン装置の収納した状態がよくわかる。
車内
救助工作車Ⅱ型 東京消防庁武蔵野消防署
ダブルキャブの後席。後方(画面左)は空気呼吸器のラックになっている。ハイルーフ部分は資器材収納スペースとして活用され、資器材収納庫の容積が小さくなった分の一部を補う。
救助工作車Ⅱ型 東京消防庁武蔵野消防署
東京消防庁の救助車として初めてミッションには6速オートマチックが採用された。PTOはフルパワー式。ウインチおよびクレーンはサイド式。
救助工作車Ⅱ型 東京消防庁武蔵野消防署
ダブルキャブを隊長席前方から見る。キャブ定員は7名。隊長席には呼吸器内蔵型シートを採用する。
救助工作車Ⅱ型 東京消防庁武蔵野消防署
救助車Ⅱ型を運用する武蔵野特別救助隊(2部)、写真左から消防司令補・佐藤輝隊長、消防副士長・中嶋大樹、消防副士長・勝又駿、消防副士長・秋元正則、消防副士長・工藤規亮。
救助工作車Ⅱ型 東京消防庁武蔵野消防署
【SPECIFICATIONS】

車名:日野
通称名:レンジャー
シャーシ型式:2DG-GD2ABGBF
全長:7720mm
全幅:2340mm
全高:3250mm
ホイルベース:3790mm
最小回転半径:6.1m
車両総重量:10655kg
乗車定員:7名
原動機型式:A05C
総排気量:5120cc
駆動方式:4×2
クレーン:ユニック製U304(4段8.9m)
ウインチ:ロッツラー製TR030/7
照明装置:湘南工作所製SLD-6000UCL
配備年月日:平成31年3月22日
艤装メーカー:帝国繊維

東京消防庁 武蔵野消防署[東京都]
写真・文◎伊藤久巳 日本の消防車2020掲載記事

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