40m級はしご付消防自動車 <br>山武郡市広域行政組合消防本部

日本の消防車両

40m級はしご付消防自動車
山武郡市広域行政組合消防本部

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40m級はしご付消防自動車 山武郡市広域行政組合消防本部
基台側操作部はバケットシートになっており、座席膝部両側に梯体操作用ジョイスティックが配されている。また、表示部はカラー液晶タイプとなっており、さまざまな梯体情報を一元的に表示可能である。
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バスケット前面両側を乗降用開閉式ドアとすることで建物に平行にバスケットを架梯する以外に斜めに位置した場合においても隊員や要救助者の乗り込みを容易にしている。
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新型はしご車と平成4年度導入の40mはしご付消防自動車。
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山武郡市広域行政組合消防本部
警防課主査兼救助係長 消防司令
宇津木 章
(階級・所属は取材当時のもの)
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本車両を運用する中央消防署梯子隊の隊員、左から鶴岡慎也消防副士長、渕邉俊希消防副士長、露﨑矩史司令補、鈴木雅人消防市長、大江紫翠消防士。(階級・所属は取材当時のもの)
伸縮水路管
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ターンテーブル内から梯体後部を通って堤体上部に水管が配管されている。
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車両後部下部の中継口(コック付65mm雌×2口)に中継受水することでバスケットへの送水が可能である。
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リモコン式放水銃により、高所からの直状・噴霧による大量放水が可能となっている。
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バスケット中央下部には2000型リモコン式放水銃が装備されており、バスケット内および基台部のどちらからでも操作可能である。
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梯体先端部では梯体水管からの配管がバスケット右側面まで通り、途中で屋内進入用の中継口、自衛噴霧装置に分岐されバスケット前面中央のリモコン式放水銃まで接続されている。
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梯体内側に伸縮水管が後端から先端まで接続されている。
40m級はしご付消防自動車 山武郡市広域行政組合消防本部
【SPECIFICATIONS】

車名:いすゞ
通称名:ギガ
シャーシ型式:2PG-CYM77CM改
全長:11500mm
全幅:2490mm
全高:3700mm
ホイルベース:5755mm
最小回転半径:8.0m
車両総重量:21990㎏
乗車定員:6名
原動機型式:6WG1
総排気量:15680cc
駆動方式:6×2
はしご最大地上高
(連数・節数):40.2m
梯体機能:リフター、バスケット、伸縮水管
配備年月日:令和2年2月4日
艤装メーカー:日本機械工業
伸縮水管:有

山武郡市広域行政組合消防本部 中央消防署[千葉県]
写真・文◎橋本政靖 日本の消防車2021掲載記事

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