40m級はしご付消防自動車 <br>山武郡市広域行政組合消防本部

日本の消防車両

40m級はしご付消防自動車
山武郡市広域行政組合消防本部

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移動して作業領域を確保!
可動式資機材収納ボックス

可動式の資機材収納ボックス。アウトリガ設定作業を行うと前方の資機材庫が内側に格納され後方の資機材庫が前方に移動する機構となっている。これにより、側面には大きな資機材収納庫を片側2面設けることが可能となった。

①走行状態である全展開状態。アウトリガー・ジャッキを展開すると②前方が内側に移動、③後方が前方に移動、④後方が前方に格納され梯体稼働時の障害とならないようになっている。また格納状態でも前方(内側)の資機材が出し入れできるように側面に扉が設けられている。

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後軸前方と後軸部分には展開式ステップとなっており、資機材の取り出しを容易にしている。
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可動式の資機材収納ボックスが格納された状態(写真中央部分)では、基台部や梯体に干渉しないようになっている。
バスケット
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バスケットは最大4000Nまで可能であり隊員3名の搭乗が可能である。
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バスケットは中央部に操作部があり、前面両側の開閉式ドアから出入りが可能となっている。中央下部にはリモコン式放水銃、その下部には耐荷重1400Nの前面支点が設けられている。
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バスケット前方中央部にはバスケット内操作装置が設けられている。操作装置中央にある液晶ディスプレイには様々な情報が表示され、手前両側のジョイスティックにより梯体の伸縮、起伏、旋回の操作、右上では放水銃操作などを行う。前面両側は開閉式ドアとなっており、建物にバスケットを斜めに架梯した場合においても隊員や要救助者の乗り込みを容易にしている。
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バスケット前面中央にはカメラが取り付けられており、地上でその映像を確認することができる。
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バスケット内にはAC100Vコンセントが設けられており、梯上においても各種電気系資機材が使用可能である。
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バスケットが障害物と衝突するのを防ぐためにバスケット左右側面、前部左右角面、下部に超音波式の障害物検知装置が設けられている。

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