支援車Ⅲ型 能美広域事務組合消防本部

日本の消防車両

支援車Ⅲ型 能美広域事務組合消防本部

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車内
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居室内は2人掛けいすが5席と、1人掛け補助いす2席で計12名乗車可能。このほか運転席と助手席に2名、後部積載スペースに6名乗車可能なので、定員は20名。マイクロバスと比べて車内高が高く居住性がよい。
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車内前部に設置した電源系のコントロールパネルでは、発動発電機の遠隔操作や燃料計、発動発電機と外部入力電源の電圧・電流状況をまとめて確認できる。
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室内のいすは反転可能なタイプなので前向きにも向かい合わせにも、フラットにしてベッドにもできる。いすを向かい合わせにして折りたたみ式テーブルを展開すれば打ち合わせが可能。
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冷蔵庫は可搬型をベルトで半固定しているので、必要に応じて外部へ持ち出すことができる。
リア
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後部格納式パワーゲートを装備したリア扉部。
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パワーゲートは最大1000kgのリフト能力を有し、カーゴラックも楽に積み込める。
資機材積載スペース
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資機材積載スペースには収納式のいすを設け、左右各3名で計6名が乗車可能。
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上部には展開式の棚があり、必要に応じて収納部分とする。
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車両前部と資機材積載スペースはスライド扉で仕切られている。
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いすの上下にはラッシングレールを設置しており、カーゴラックなどの資機材をラッシングベルトで締付固定して積載する。
カーゴラック
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水難救助用カーゴラック。このほか多数傷病者用、緊急消防援助隊用などがあり、事案や用途に応じて積載して出場する。
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同車を運用する隊員たち。左から根上分署 消防司令補・高木潔、消防司令補・北西誠二(本部警防課)、根上分署 消防士長・新保恵一、消防士長・寺中隆、消防士長・作田隆明。(役職等は取材当時のもの)
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【SPECIFICATIONS】

車名:日野
通称名:レンジャー
シャーシ型式:SDG-GX7JGAA
全長:7390mm
全幅:2400mm
全高:3110mm
ホイルベース:3750mm
最小回転半径:6.4m
車両総重量:9740kg
乗車定員:20名
原動機型式:J07E(J7-VII)
総排気量:6403cc
駆動方式:4×4
配備年月日:平成27年2月
艤装メーカー:坪井特殊車体
契約先:本田商会

能美広域事務組合消防本部 寺井消防署根上分署[石川県]
写真・文 ◎橋本政靖 Jレスキュー2016年1月号掲載記事

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