空港用化学消防車 成田国際空港株式会社

日本の消防車両

空港用化学消防車 成田国際空港株式会社

Twitter Facebook LINE
車内
空港用化学消防車 成田国際空港株式会社
キャブは定員3名。中央が運転席で、その左右に席がある。NAAでは2名が乗車し、中央席で運転と主タレット、右席でバンパータレットをコントロールする。中央席と左席の間のステップは主タレットのブームを手動で動作させる際に使用する。
空港用化学消防車 成田国際空港株式会社
キャブ内の中央席と右席の間にある主タレットとブーム、バンパータレットのコントロールパネル。左側前方は主タレット、その後方はブームのジョイスティック、右側前方はバンパータレットのジョイスティック。前方のパネルは左がポンプ装置の運転状態、右が主タレット先端の赤外線カメラによる被写体の温度を表示可能な映像。
HRET(高位置対応伸展型放水銃)
空港用化学消防車 成田国際空港株式会社
車上に収納されたブームの後方には水の補給口(青)、消火薬剤の補給口(黄)がある。右側に三連はしごを積載する。
空港用化学消防車 成田国際空港株式会社
主タレットに併設された穿孔ノズル(赤色の細長いノズル)。航空機の機体を破ってキャビンへ貫通させ、ノズル先端の穴から注水する。
空港用化学消防車 成田国際空港株式会社
空港用化学消防車 成田国際空港株式会社
屋根上のブームの基部。自動操作機能(キャブで操作)に不具合があった時のバックアップ用に手動操作装置が設けられている。
空港用化学消防車 成田国際空港株式会社
ブームとその先端に装備された主タレット。ブームは屈折部から先端方向が2連式。ブームに沿って伸縮水管が走っている。
空港用化学消防車 成田国際空港株式会社
主タレットからの放射量は高流量で毎分3785L、低流量で同1893L。到達距離は高流量で70m、低流量で60mとなる。
空港用化学消防車 成田国際空港株式会社
主タレット。ブームの先端に設置され、上下方向に首を振ることができる(左右方向の動作はブームで行う)。タレットノズルの下部には照明灯、右側には赤外線カメラ、後方のブーム横には後方へ折りたたまれた穿孔ノズルが見える。

次のページ:
ハイアタックポジション・ローアタックポジション・ミドルアタック ポジション 他

Ranking ランキング