化学消防ポンプ自動車Ⅱ型 松本広域消防局

日本の消防車両

化学消防ポンプ自動車Ⅱ型 松本広域消防局

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左側面

消防車
オールシャッター化された収納庫。前方からポンプ部、ホース収納部、展開式扉収納の資機材収納部と明確に分類されている。
消防車
液晶式操作パネル、電子スロットル装置、バックライト式圧力計・連成計など、見やすくレイアウトされたポンプ部。
消防車
展開式扉収納にスタンドパイプやガンタイプノズル消火栓キー、金てこなどを収納。タンクの壁に沿って各種ロープを吊り下げている。
消防車
夜間活動時、各レバーの作動状況は点灯するライトでも確認できる。

右側面

消防車
右側面。ステップはオールフラットで転倒防止に一役買う。
消防車
右側には泡消火薬剤を混合するための外部吸液口がある。
消防車
バーとS字フックの設置により、活動終了後の濡れた防火衣をポンプ部に収納できる。
消防車
LED灯の反射を考慮し、ポンプ部は明るいシルバーで塗装した。
消防車
ステンレス製のポンプ部底部は、斜度を付け排水に考慮している。
消防車
棚はスライドレール式で移動でき、運用隊員の使い勝手に合わせてカスタマイズできる。プラスチック製のスノコを底部に敷いて水切りにも考慮している。
消防車
最後部の資機材収納部には発泡筒先や吸上ホース、救命胴衣、水損防止シート、投光器一式、チェーンソー、エンジンカッターなどを搭載。

ルーフ

消防車
照明装置、放水銃、大小のアルミボックス、予備吸菅をレイアウトしている。
消防車
ルーフステージには、バッテリー駆動式の伸縮式LED式投光器「テクライト」を搭載。
消防車
手摺りを有効な場所に取り付け、アクセスのしやすさを実現している。

リア

消防車
手動式ホースカーには50mmホースを12本格納、ノズルや分岐管を積載する。右側にオフセットし、資機材の収納スペースをつくりだしている。稼ぎ出したスペースに三角コーンとホースブリッジを収めている。
消防車
木槌やアックス、スコップ類を収納。
消防士
松本広域消防局警防課
警防担当係長
消防司令補 赤羽晃
消防士
松本広域消防局広丘消防署の皆さん。
(左から)飯田消防士、有賀消防副士長、桜井消防司令、関署長、山本消防司令補、宮下消防士長、常田消防士。
消防車

【SPECIFICATIONS】

車名:いすゞ
通称名:フォワード
全長:7150mm
全幅:2320mm
全高:3070mm
ホイルベース:2330mm
最小回転半径:6.4m
車両総重量:11270kg
乗車定員:6名
原動機形式:4HK1
排気量:5190cc
駆動方式:4×4
水槽容量:1500L
薬液槽容量:500L
配備年月:平成31年1月31日
艤装メーカー:日本ドライケミカル

松本広域消防局 広丘消防署 [長野県]
写真・文◎小貝哲夫 Jレスキュー2019年5月号 Vol.99掲載記事

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