水槽付消防ポンプ自動車II型<br>金武地区消防衛生組合消防本部

日本の消防車両

水槽付消防ポンプ自動車II型
金武地区消防衛生組合消防本部

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車上
水槽付消防ポンプ自動車II型 金武地区消防衛生組合消防本部
ルーフ上に装備するはしごの自動昇降装置は佐藤工業所製のSSA-Ⅱ。前方にはクロスファイヤー放水銃も見える。
右側面
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全長は8.22mで、5000Lのタンクを装備しているとは思えないほどコンパクトに仕上がっている。資機材庫のシャッターを開けてレイアウトを確認してみると、主に3つのブロックに分かれているのがわかる。
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資機材庫最前方にはポンプ操作盤を配置。泡混合装置はYONE製のフォームプロ(A泡・B泡兼用)で、A泡用タンクは30L、B泡用タンクは75L。電動で薬剤を補給できる装置としてパワーフィルを搭載。
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上部の作業灯は右側面、左側面、リアに合計8個装備されており、ひとつのスイッチですべてのオン/オフができるようになっている。
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AまたはB消火薬剤入りのポリタンクを泡混合装置につないで水と混合する。ポリタンクを地上に置いて混合装置に消火薬剤を供給できるのは労力減に役立つ。
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資機材庫後方の棚に収納されているのは上からホースブリッジ、40mmの消防ホースが11本、燃料携行缶が2個、排煙送風機およびダクトである。
\ワンポイント!/
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ポンプ操作盤の液晶パネルには日本ドライケミカル製LCDコントローラー。艤装メーカーの自社製品なので、ユーザーに合わせた改変が行え、利便性が高い。
\デモンストレーション/ クロスファイヤー放水銃
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ルーフから取り外したクロスファイヤー放水銃を地上で運用するには、本体下部にポータブルベース、さらに噴射口にノズルを装着する。
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車両のタンクと放水銃をホースでつなぎ、放水。
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1分間の最大放水量は4500Lあり、威力はかなり期待できる。
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泡ノズルにチェンジすれば濃密な泡を作り出すことができる。
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クアドラフォグノズルに高発泡泡ノズルアタッチメントMXフォームジェット(FN-50QMX)を取付けて発泡させている。

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