大型化学高所放水車<br>いわき市消防本部

日本の消防車両

大型化学高所放水車
いわき市消防本部

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ブーム
大型化学高所放水車 いわき市消防本部
ブームは4段伸縮式で屈折部がないために起伏、伸縮、旋回の3動作が簡便である。
大型化学高所放水車 いわき市消防本部
大型化学高所放水車 いわき市消防本部
ブーム調整、放水銃調整、放水量調整などの一連の操作は離れた位置からリモコンにより操作可能である。
大型化学高所放水車 いわき市消防本部
車両後部左側にはブーム関係の操作部があり、アウトリガ設定、ブーム自動起立、ブーム自動収納などの操作が行え、現在のブーム状態なども液晶表示される。
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大量の放射を行うためのリモコン式放水銃。放水銃両側には火災の熱気から守る自衛噴霧装置、上部には風速計が設けられている。
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ブーム先端放水銃への送水は、ポンプ部から専用配管を通して旋回部継手、伸縮水管を通してバスケットまで接続されている。
泡原液搬送車
大型化学高所放水車 いわき市消防本部
泡原液備蓄場所から本車両に泡原液をピストン輸送する8500L泡原液搬送車。本車両の泡原液槽もPP樹脂製となっている。
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全伸梯の姿勢。最大地上高22mの高所から火点に向けて大量放水が可能である。
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ブーム両側にはポンプ部から先端放水銃まで大量に送水するための伸縮水管が設けられている。
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本車両を担当した本部警防課員。(取材当時)
左から警防係長水野誠消防司令、遠藤俊祐消防士長。
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本車両を運用する小名浜消防署員。(取材当時)左から三輪拓史消防士、土橋賢希消防副士長、芳賀将志消防士長、西牧大輔消防司令補、署長横内洋消防監、主幹兼副署長佐藤都孝消防司令長、副署長平山和哉消防司令、予防係長松本久仁生消防司令補、丹野史哉消防司令補、上遠野悠消防士。
大型化学高所放水車 いわき市消防本部
平成10年に配備されこのほど退役した27mΣ型屈折はしご付消防ポンプ自動車(大型高所放水車仕様)。平成15年に北海道苫小牧市で発生した出光興産北海道製油所タンク火災にも出場している。
四面図
大型化学高所放水車 いわき市消防本部
大型化学高所放水車 いわき市消防本部
【SPECIFICATIONS】

車名:日野
通称名:プロフィア
シャーシ型式:2PG-FH1AGA
全長:8775mm
全幅:2490mm
全高:3550mm
ホイルベース:4800mm
最小回転半径:7.5m
車両総重量:17185kg
乗車定員:3名
原動機型式:A09C<AT-IX>
総排気量:8866cc
駆動方式:4×2
水ポンプ:A-1級(J-2型)
薬液槽容量:1800L
混合方式:機械式:FireDos装置
(水力モーター装置)
配備年月日:平成31年3月26日
艤装メーカー:日本機械工業
契約先:東部産業(株)自動車部

いわき市消防本部 小名浜消防署[福島県]
写真・文◎橋本政靖 日本の消防車2020掲載記事