指揮支援車 <br>市原市消防局

日本の消防車両

指揮支援車
市原市消防局

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指揮支援車 市原市消防局
居室内には冷蔵庫、エアコンが2基、電子レンジ、コンロ2口などが備わり抜群の居住性。コンロの燃料はプロパンガス。拡幅部分にはふたり掛けのいすが4列に並ぶ。
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拡幅した居室内には指揮台を広げるスペースも十分にとれる。後方の荷室には簡易ベッドが8台備わる。
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居室の後方にあるトイレ兼シャワー室。カギの掛けられるトビラ付きでプライバシーに配慮。荷室内の床下には500Lの清水用タンクと、550Lの汚水用のタンクがある。給湯器を備えているので温水の使用が可能。
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居室の扉や窓は網戸付き。エアコンをはじめとする居住スペースの器具の電源は発電機で賄う。
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乗車定員はキャブに2名、居住スペースに8名の、合計10名。
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後方の荷室に積載する資機材は、出動事案ごとに資機材の選定を行い、棚ごと載せ替える。荷室奥には夏場の活動に備えた扇風機がみえる。積載資機材は通常、市原市総合防災センター内の倉庫に保管される。
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資機材の積み下ろしに活躍するエレベーター式のリアゲート。
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リアゲートは車両の天井まで上げられる。天板に資機材を載せる際に便利。
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フラットな天板にはゴムボートや船外機を積載できる。
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LED照明装置「ナイトスキャンチーフ」(佐藤工業所)は車外カメラを搭載している。
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従来の吹き流しに加えて電動の風向風速計を装備。
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ドローンはDJI Phantom4 Pro V2.0。
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ドローン搭載カメラからの映像は車内モニターに伝送できる。上空からふかんした市原市総合防災センターと指揮支援車。芝生に描かれているのはスクラム・フォースのロゴマーク。
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配備場所は中央消防署。本車両を運用する市原市消防局警防救急課の職員。(取材当時)左から、消防司令 佐久間章夫、消防司令補 那珂晴義、消防士長 中山雄斗、消防士長 山本辰彦。
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【SPECIFICATIONS】

車名:いすゞ
通称名:ギガ
シャーシ型式:2PG-CYY77CY
全長:10980mm
全幅:2490mm
全高:3730mm
ホイルベース:7110mm
最小回転半径:10.5m
車両総重量:21910kg
乗車定員:10名
原動機型式:6UZ1
総排気量:9839㏄
駆動方式:6×4
配備年月日:平成31年1月29日
艤装メーカー:帝国繊維

市原市消防局[千葉県]
写真◎伊藤久巳 日本の消防車2020掲載記事