資機材搬送車<br>知多市消防本部

日本の消防車両

資機材搬送車
知多市消防本部

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効率的に活動できるクレーンとパワーゲート

多用途対応というだけでなく、「できるだけ少人数での運用、迅速な活動ができる車両」というのも同車の特徴だ。そこでクレーンとパワーゲートを装備し、積載と荷下ろしの効率化を図っている。

クレーンは救助ボートや1キロリットル泡消火薬剤などの吊り上げ・積載用で、消防署に配備する救助工作車に装備されたクレーンと同程度の性能を有する。また救助工作車の不在時には、代替車両としての使用も視野に入れている。

パワーゲートは移動式空気ボンベ充填機や、発動発電機をはじめとする重量資機材の搬送を劇的に省力化した。一度に多数の資機材を積載することを念頭に、折りたたみ式かつ幅広のものを装備している。

このほか、緊急消防援助隊車両として4WD、AT車となり、シングルキャブにはナビゲーションシステムも装備し、3用途に十分対応できる車両となった。

両側面
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救助ボートの片側4個の架台が資機材収納ラックを兼ね、アオリとともに横のふたが開放される。
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アウトリガージャッキはキャブとボデーの間。
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こちら側にも片側4個の架台/資機材収納ラックが並び、潜水用資機材などが収納されている。
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各荷台はプラボックス2つがぴったり収まる大きさ。予備ボンベも5本収納している。荷台上部には積載物固定用のD環が取りつけられている。
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ボディ前方には、荷台上を照らすLED照明を装備している。
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救助ボートの積み下ろしに使うクレーンは、救助工作車と同じ最大荷重2.9tのものを採用。平行モードで行う。
ルーフ
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左右の架台の間にふたをした上に救助ボートが積載される。ワイドボディの採用で救助ボートの空気を満タンにしたまま積載可能となった。

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緊援隊仕様へ大変身!

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