「TRES2025」レポ <br>今年も本格的な実車破壊に、参加希望者殺到!

Report

「TRES2025」レポ
今年も本格的な実車破壊に、参加希望者殺到!

帝国繊維株式会社・下野工場で同社主催のイベント「TRES2025」が開催された。

写真◎編集部

Twitter Facebook LINE

秋の恒例イベント
大型車両破壊も定番に

10月22日、23日の2日間、帝国繊維株式会社・下野工場において、同社主催のイベント「TRES2025」が開催され、全国から多数の消防職員が訪れた。

会場では、バス型とは異なる新型救助工作車や各種最新資機材が展示されていた他、実車両を破壊しながら行う交通救助トレーニングが油圧救助器具メーカー「LUKAS」オフィシャルインストラクターと共に行われ、事前登録の体験参加は早々に枠が埋まっていた。

昨年からは乗用車によるトレーニングにとどまらず、大型トラック車両を使用したトレーニングが導入され、インストラクターのガイドに沿って行う車両破壊訓練は、消防職員にとって貴重な学びの場となった。

「TRES2025」レポ
《トラックレスキューの基本手順》
トラック左右の重いドアを除去した後に、フロントガラス、ピラー、ルーフの一部をレシプロソーや油圧カッターでカットし、大型ラムシリンダーを使ってキャブを開放する。
「TRES2025」レポ
スプレッダーでヒンジを拡張。レスキュープラットフォームを使い、安定した体勢で作業するのがポイント。
「TRES2025」レポ
ピラー、ルーフを切断するために油圧カッターを使用。
「TRES2025」レポ
大型ラムシリンダーを使って足元とルーフを拡張。
「TRES2025」レポ
「TRES2025」レポ
大型トラック救助訓練後にインストラクターと記念撮影!

次のページ:
水没車両や乗用車を用いた訓練も